お腹の張りから陣痛につながるの? 胎動との違いや陣痛の痛みの強さについて
妊娠後期になってくると、よく「お腹が張る」という言葉を聞くことがあります。
でも、実際「お腹の張り」とはどのようなものなのか、初めての妊娠ではわからないことも多いのです。
そのため、お腹の張りと胎動をごちゃまぜにしてしまうこともあります。
また、お腹の張りと陣痛の違いもよくわからない人もいると思います。
そこで今回はお腹の張りからどう陣痛につながるのか、胎動との違いについて解説していきたいと思います。
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お腹の張りと陣痛の関係
一般的にいうお腹の張りとは、子宮の収縮のことをあらわしています。
まだ赤ちゃんが生まれる準備ができていない時期に、頻繁にお腹が張ることは危険です。
なぜなら、子宮の収縮が強くなったものが陣痛だからです。
つまり、お腹が強く張り続けると、赤ちゃんが十分にお腹の中で育っていないのに生まれてしまうかもしれないのです。
赤ちゃんが育っていないうちは、陣痛ほどの強い収縮でなくても、赤ちゃんがかなり小さいので、ある程度の収縮でも出てきてしまうということです。
そのため、臨月の正期産と呼ばれる時期までは、赤ちゃんが早く生まれないようお腹の張りを感じたら休息をとるなどして、張りを落ち着かせる必要があります。
それでもお腹の張りがおさまらず、定期的に強い張りがあるなど早産の心配があると医師が判断すると、絶対安静を命じられ、症状が重いと服薬・さらには管理入院となる人も多いのです。
それが、切迫流産・切迫早産ですね。
お腹の張りと胎動との違い
いっぽう、胎動を感じることによってお腹が張る場合もあります。
これは、赤ちゃんがお腹の中で大きく育ってきたときに多く、特に赤ちゃんの身体の一部がお腹を押してきたときによく感じられます。
子宮の収縮による張りはお腹全体が固くなるのに対し、胎動による張りは左右のどちらかに偏っている場合が多いので、区別がしやすいです。
また、胎動は赤ちゃんが動いたときにだけ感じるので、定期的なものではないという点も陣痛とは大きく異なります。
陣痛ってどんな痛み?
赤ちゃんがお腹の中で十分に育ってから生まれる時は、陣痛が起きます。
この陣痛は、いきなり耐え難い痛みがやってくるのではありません。
始めは生理痛の強いものくらいの痛みです。
それが15分おきくらいに定期的に痛むようになると本陣痛の始まりです。
前駆陣痛と本陣痛の違い
本陣痛が来る前に、前駆陣痛というものを感じる人もいます。
痛みの度合いはやはり生理痛の強いものくらいですが、本陣痛とははっきりとした違いがあります。
前駆陣痛は、定期的な痛みではなく、間隔が不定期でやがて消えてしまうのです。
そのため、焦って入院したりしないよう、お腹の痛みがあったら自分で時間を計って様子を見ることが大切なのです。
ただ、耐えがたい痛みの場合は、胎盤剥離などの疑いもあるので、産院の支持をあおぎましょう。
陣痛の痛みは胎動とまったく違う
陣痛が進んでくると、生理の痛みとは全く別の激しい痛みに変わってきます。
痛みの間隔も、10分から15分だったのが、7分おき、5分おきとどんどん短くなっていきます。
3�垓瓩�まで育った赤ちゃんを外に出すのですから、子宮の収縮もそれだけ強くなければならないのです。
痛みが強くなると、耐えられずに大声を出す妊婦さんもかなりいます。
おそらく、それまでの人生で経験したことのないような強烈な痛みです。
そのため、陣痛から逃れようと反射的に力が入ってしまうのですが、赤ちゃんがまだ十分下に降りてきていない段階でいきんでしまうと、赤ちゃんが苦しくなってしまいます。
そこで、いきみ逃がしといって陣痛の波に合わせて深呼吸することで、赤ちゃんが無理なく生まれるようにするのです。
病院の産婦人科などでは分娩台の上で仰向けになり、最後は陣痛に合わせていきみむことで、出産につなげます。
でも、助産院などフリースタイルの産院では、四つん這いの姿勢で産むことが多いです。
この場合、陣痛の力だけで出産するので、最後まで深呼吸だけで、いきむ必要もありません。
自然なお産の場合は、陣痛の力だけで3�堊宛紊寮屬舛磴鵑鮖匍椶�ら出すのです。
つまり、陣痛にはそれだけの強さがあるということです。
胎動とは全く別物ということですね。
まとめ
- お腹の張りは子宮の収縮によって起きる、これが強くなると陣痛になる
- お腹の張りが子宮の収縮なのに対し、胎動によるお腹の張りは赤ちゃんがお腹を押すことで起きる
- 陣痛ははじめは生理痛くらいの痛み。それがだんだん強くなる
- 前駆陣痛は本陣痛の前にくるもので、不定期にくる陣痛のこと
- 陣痛の痛みは胎動によるお腹の張りとはまったく違う
